五感の中で唯一【触覚(ふれる感覚・肌感覚)】だけができること

五感(触覚、嗅覚、味覚、聴覚、視覚)の中で、最もはやく発達する感覚はどれ?



考えるヒントは

この感覚がなければ生きていくことが最も困難な感覚が最もはやく発達するということ。

この感覚を持っていない人、動物(生物まで言ってしまってもいいかも)はほぼいません。

逆に、一番遅く発達する感覚はどれ?と考えてもいいかもしれません。
他の感覚でカバーできる感覚の発達は、後の方になります。

そう考えると

答えは、1触覚 2嗅覚 3味覚 4聴覚 5視覚 の順番になります。

手をつなぐ

そして、触覚と嗅覚は、本能と感情で判断をしています。
さらに、発達の土台となっています。

タッチとアロマは、この2つの感覚を使います。
だから、誰でもが毎日日常生活に取り入れて楽しんでほしいのです。


ふれることだけができること

そのためにはシンプルな基本が一番大切。

ふれる時に一番大事なのは、相手のことを尊重すること。

そして、ただ、今ここに生きていることを、
お互いに体温を通して実感する。

これだけ。

これって、生身の人間が、お互いに存在して、
「ふれていい?」
「いいよ」のコミュニケーションがないと成り立たない記憶の積み重ねです。

これができるのは、
五感の中で唯一「触覚(肌感覚・ふれる感覚)」だけです。

ふれなくても、
相手の雰囲気、声色、表情、間合いを肌で感じること。

この積み重ねが、人を人らしくしていくのではないでしょうか。

産まれたときに抱っこしてもらい、
帰っていくときにまた抱きしめてもらう。

これが自然で幸せな人間の一生だと思います。

タッチケア



hug

本能と感情につながる感覚を大切に

スマホやネットの世界だけでは、
人は成長することや生きることに限界があると、
この仕事をはじめてからはっきりと感じるようになりました。

私達は、常にたくさんの感覚刺激を受けていますが、
たくさんの情報を取りまとめて、そこから1つの判断をするとき、
その過程をスムーズに正確に導いてくれているのが触覚と嗅覚です。

この2つは、<本能と感情>で判断をしています。

理性で考えるよりはやく、感じたことを判断し、情報の取捨選択してくれています。

そのおかげで私たちは、
たくさんの情報の中からすばやく必要なことを決めていくことができます。

もし、触覚と嗅覚をおろそかにして育ってしまったら、、、、、

今は産まれたときからスマホが子育てツールであり、情報減であり、コミュニケーション手段であり、
生活の多くを担っています。

また、日本はとても衛生的なので、
においのない生活、又は消臭された生活がよいというなかで成長します。

良いか悪いか・安全か危険か、の判断をするのには、
やっぱり悪いもの、危険なものも知っている必要があります。

小さいときから少しづつ経験を積んで学習したり、免疫を付けていったりします。
良いもの、安全なものをたくさん経験して、感覚を育てていく必要があります。

触覚と嗅覚に関しては、経験を積める環境が少なくなっているのは確かです。

ひと昔ふた昔前なら、大人がそういうことに特に気を付けなくても、
自然に肌感覚や匂いの感覚を使って成長していくことができたように思います。

だから、余計に大人がこういうことを心にとめて子どもに接していかないと、
土台となる感覚が十分に発達しないままで大きくなる可能性があります。

土台が揺らいだら、しっかりした建物はできません。

木の根が丈夫でなければ、大きな木になって、栄養たっぷりの実をつけることはできません。

触覚と嗅覚を大事に育てることは、人間の土台を創ることです。

見えないからといって基礎工事をおろそかにするとどうなるか、、、、、

現代の生活のあり方を、ちょっと立ち止まって考えてみる時間を持ってみてはいかがでしょうか?