小学校での読み聞かせ、
今月は5年生でした。
<やまのかいしゃ>
~文章がほとんど平仮名で、1ページが一文でつながっている、
読みにくいと言えば読みにくいですが、面白い絵本です。
<障がいがある人ってかわいそう?>
(みとめあういのち第3章 ポプラ社)
私の友達のゆうこさんの記事です。
ゆうこさんは、
障がい理解のための授業もしています。
ブログはこちら。
先月3年生の教室で読み聞かせをした時の様子はこちらです。
<たこのぼうやがついてきた>の代わりに
<やまのかいしゃ>にしました。
最後に先生が感想を聞いたのですが、
なかなか手が挙がりません。
指名されてようやく3人の子どもたちが話してくれました。
3人とも<やまのかいしゃ>の感想を話してくれました。
そっか~、そっちへいったか~
私が教室を出たときに、先生が出てきてくださって、
少しクラスのことを話して下さいました。
正しいことをみんなの前で言うことが
<かっこわるい>と思う年頃なのでしょう。
<かっこわるい>と思ってはいるけれど、
実際にわかっていて行動できるならいいと思います。
でも、
当たり前にふるまう事や、正しいことをいう事を
馬鹿にする雰囲気の方が大きくなってしまうと、
クラスが立ち行かなくなることを、
私は知っています。
そして、
どうにかしてあげることができなかった後悔をずっと抱えています。
あの時どうするのが子どもたちのために良かったのか、
今も考えることがあります。
<空気>に飲み込まれると、
なかなか抜け出すことができません。
<空気>を一掃することも、
本当に難しいです。簡単ではありません。
みんなの顔を見ていると、
何か感じるものはあったようなのです。
だから、あのクラスはきっと大丈夫