新型コロナによるストレス下で親として子どものためにできる6つのこと
国際リドルキッズ協会 ティナ・アレン先生がオンラインタッチケアイベントでお話しされた
<コロナによるストレス下で親が子どもにできる6つのこと>はWHOの指針に基づいています。
⑴子どもと1対1の時間をつくりましょう
すごく短い時間でも、有意義な時間にできます。
一人一人の子どもが、自分だけの特別な時間と思える時間をつくりましょう!
1対1の時間は、愛されている、守られている、自分が大切な存在であると感じられる時間になります。

⑵ポジティブに考えましょう
子どもが一日叱られるようなことをしないで静かにしていることは、とても難しいことです。
「やめなさい、だめ」と言ってもたいていは聞いてくれません。
親は普段よりも期待値を低くしましょう。
言葉がけをする時に、どういう伝え方をするのか、一旦考えてから話しましょう。

⑶新しいルーティーンをつくりましょう
生活のサイクルが崩れていると、心も不安定になりがちです。
子どもは型のあるルーティーンがあると、その中で活動しやすくなります。
今の生活の中で出来ることで、リズムをつくりましょう。
ゆるくで構わないので、次に何をするのか子どもが予測しやすいのが大切です。

⑷ストレス下では”悪い子”になることもある
いろいろなことが思い通りにならなくて、”悪い子”が出てくるのは当たり前。
そういう時、親もストレスを感じていると「やめて!」と叱ってしまうことも。
(現実的には難しいのは分かっているけれど)
親は一息ついて、子どもが軌道修正できるように声をかけてあげましょう。
「今どんなふうに感じているの?じゃあこういうふうに考えられないかな?」
毎回は無理でも、一日に1回でも違う方向に案内してあげられたらOK。

⑸親自身が穏やかでいるために工夫しましょう
ここはティナ先生がいちばん大事とおっしゃっていたところ!
自分がサポートされているという気持ちがないと、子どもをサポートすることはできません。
自分の時間をとってゆるめることは悪いことではありません。
自分のために過ごしていると感じられる時間を持ちましょう!
子どもと家族のためにも必要なことです。

⑹新型コロナについて子どもと話し合う時間をとりましょう
秘密にすることは、逆に不安や恐怖を大きくします。
子どもであっても正直に語ることがとても大切です。
伝えることは、正確な情報を。
分からないことは、分からないと答えてOK。
ずっとわからないのか、時が来たら分かってくることなのかも伝えましょう。

ティナ先生は、絶対やってくださいね、必ずやってくださいね、といういい方はしません。
できる範囲で、できない時があってもOK、少しの時間で大丈夫だから、と言ってくれます。
それがとても大きな安心感となっています。
この言葉、この言い方、そっくりそのまま
親が子どもに言ってあげたら、子どもはどんなにか安心して過ごせるんだろうと思います。
深~い反省をこめて。